2018年
1月

「不易流行」
 
 新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。子どもたちにとって、保護者の皆様方にとって良い年でありますことを心より念じ申しあげます。
 さて、近年の幼児教育・保育を取り巻く環境は、目まぐるしく変わっており、潮流に巻き込まれた船のようです。潮流に巻き込まれたと表現したその意味は、相も変わらず子ども主体ではなく経済主体で議論がなされ、その方向が全く予測不能ということからです。
 政府は、平成31年10月に予定する消費税引き上げによる増収分を活用して「幼児教育・保育の無償化」を32年度までに実施する旨を打ち出しました。
 幼児教育・保育の無償化については、人口減・少子高齢化に直面する日本経済の打開策としてスタートしますが、無償化することで出生率の上昇につなげるという理論は限定的な効果しか期待できないと考えます。むしろ、無償化することによって、全ての子どもが対象となり、待機児童の問題が一段と顕著になるという問題が出てくるかもしれません。
 本来であれば、無償化以前に、質の高い幼児教育や保育を提供できる改革があってしかるべきであったと考えますが、当面の最優先課題は待機児童の解消であろうかと考えます。政府は女性就業率80%に対応できるよう、「子育て安心プラン」で平成32年度までに32万人分の保育の受け皿整備を進めることにしていますが、いくら箱物をつくっても、すでに保育士不足は都市部、過疎地問わず深刻な問題となっており、保育士の採用は非常に困難な状況にあります。
 このように、乳幼児教育・保育の枠組みは非常に不安定であります。そうした中、微妙福祉会では、昨年12月に放課後児童クラブ「みみょう児童クラブしののめ」を開設し、また、この4月には既存の日出みみょう保育園を「日出みみょう乳児園」に改名し3歳未満児の定員を増員します。そして、6月には定員90人(3歳以上児)の「日出みみょう幼児園」を新たに開設します。ひとえに、保護者の皆さんのご理解・ご協力、地域の見守り、職員の献身的な努力もあってですが、地域ニーズに積極的に対応してきた結果だと思っています。
日出みみょう幼児園は、園庭のない園舎(200㎡の屋上園庭と150㎡のホールはあります)です。また、3歳以上児のみという園は初めてです。そこでは、4・5歳を中心とした異年齢児保育の展開を考えていますが、これまでみみょうが培ってきた、コミュニケーションスキルや探究心、物事をやり抜く力を総合的に高める協同的な学びである非認知能力の獲得である「アクティブ・ラーニング」への取組み、そして子ども自らが主体的、能動的にあそび込む中で、「対話」を通して成長できる保育をさらに深めて実践し、第二みみょうの保育においても展開していきたいと考えています。
 不易流行という言葉がありますが、その意味は、いつまでも変化しない本質的なものを忘れない中にも新しく変化を重ねているものをも取り入れていくことです。保育現場では、子どもに対する深い理解と愛情、そして保護者への心の寄り添いといった基本的価値観と、時代の変化とともに変えなければならない方法論や評価観があります。「感謝と思いやりのある自主的な行動がとれる子」といった保育理念は不易であり、異年齢児保育や園庭がなくても構成に配慮した最善の保育環境をつくることは流行ではなかろうかと思います。
 微妙福祉会は、平成31年に創立70周年を迎えます。今年が新たな布石の第一歩という気持ちで、不易流行を自覚しながら、時代に即した教育・保育を展開してまいります。そして、常に子ども中心の園であり続けたいと思います。引き続きのご理解とご協力をお願いします。






  日付/曜日 行事内容 備考  
 
15日/
月曜日
比治山小学校なかよし会(5歳児)
 近くの比治山小学校から招待され、しろぐみさんが小学校を訪問します。広い体育館で1年生のお兄さん、お姉さんの出し物を見たり、実際に1年生の教室でランドセルやお道具箱に触れさせてもらいます。
 
 
 
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園内開放について
 みみょう保育園では毎週金曜日、第二みみょう保育園、日出みみょう保育園では、毎週月曜日と水曜日に、地域にお住いの親子に園内を開放しています。保育室のたくさんのおもちゃや園庭の遊具などで園児と一緒に遊んだり、子育ての悩みなどを意見交換し合える楽しい場です。また、保健師さんを招いて病気の予防を学んだり、栄養士による食事の指導なども企画しています。
 地域にお住いの、お子さんをお持ちの方がいらっしゃいましたら、どうぞ声をかけてあげてください

みみょう文庫
 みみょう文庫の貸し出しがあります。
幼児クラスは、自分で絵本を選びます。乳児クラスは親子で絵本を選んでください。親子で絵本を広げ、お話の世界を共有するということで楽しく、会話も増えるきっかけとなることでしょう。また、子どもにとって大好きな大人が絵本を読んでくれることで、愛情を実感し、親子のつながりが深まります。また想像力が身につき、発想豊かな子どもに育ちます。
 機会をとらえ、親子で絵本を楽しんでいただけたらなによりです。