2017年
12月

「生活発表会のねらいと保育の考え方」
 
 朝夕の寒暖差が激しいこの頃ですが、インフルエンザの流行期がいよいよ訪れました。ワクチン不足を心配しておりますが、手洗いとうがいの励行と、栄養、睡眠を十分にとることが予防上とても大切になります。お子さんの体調には十分に気をつけてあげてください。
 さて、12月2日(土)には3・4・5歳児の生活発表会があります。みみょうでは、年間を通して様々な行事がありますが、行事中心として考えるのではなく、あくまで日常の保育中心、子ども中心でありたいと考えています。従って、生活発表会も、子どもたちの日常保育の延長線上にあるものと考えています。何より、子どもたちの“やってみたい”という意欲を大切にし、様々なことに友だちと交互に刺激し合い協同して挑戦していくという気持ちをどう膨らませていくかに重点を置いています。見栄えや出来栄えはあまり重視していません。
 年長児はテーマづくりからスタートします。どんな劇をしたいのか、どんな曲で踊りたいのか、どんな楽器を使って演奏したいのか、子ども同士で「対話」しながら、普段のあそびの中から、あるいは絵本や物語、時にはテレビや音楽などを参考にしながらイメージを膨らませていき、それぞれの役柄や衣装、演奏する楽器などを自分たちで決めていきます。保育者は、その子なりにイメージを膨らませていくためのきっかけづくりといかに「対話」を発展させていくかということを常に考えています。
 現在、幼児教育・保育の無償化が進められようとしており、子どもの教育・保育への関心が高まっています。そうした中、子どもが主体となって協同的な学びが注目されています。平成30年には保育所保育指針(保育所保育のガイドライン)が改定さ
れますが、これまで通り子ども主体のあそびを通した保育、子どもたちにとって最良の環境による保育が継承されます。保育者が一方的に手とり足とり丁寧に指導をするのではなく、子どもが主体的、能動的にあそび込む中で人との関わりと対話を通して学ぶことを促すという考え方です。この学びを「アクティブ・ラーニング」と言い、コミュニケーションスキルや探求心、物事をやり抜く力を総合的に高めることがねらいとなります。「ああしなさい!」「こうしなさい!」といった一方的な指導は「させられている感」につながり、生きる力につながらないということが明らかにされています。
 いずれにせよ、どのような子どもに育ってほしいのか、子どもが主体的に学ぼうとする環境はどうあるべきかをもっと議論する必要があります。そのためには、乳幼児期は、遊びが学びであり、学びが遊びであるということを我々大人(保育者・親)があらためて理解しなければならないと考えます。
 遊びを通して様々な経験をし、遊びの中で気づき、自らが考え、工夫し、他者と関わりながら、様々なことに粘り強く挑戦する。その結果、できなかったことができるようになる。そして達成感を味わう。この繰り返しが、意欲につながり、生きる力へとつながる。みみょうにおいてもこの過程を大切にする保育を引き続き実践していきたいと考えています。
 最後になりますが、生活発表会に向け、子どもたちは、日々楽しみながら練習をしています。少しずつですが自信を持って演じることができるようにもなってきました。生活発表会当日が楽しみです。笑顔と声援いっぱいの楽しいひとときとなりますようご協力をお願いします。






  日付/曜日 行事内容 備考  
 
2日/
土曜日
生活発表会
 保護者の方に見ていただくのを楽しみにしている子どもたちです。友だちと協力し合って劇をしたり、いろいろな楽器を使って演奏したりと、成長した姿を見せてくれることと思います。
 
 
 
8日/
金曜日
成道会(じょうどうえ)
 お釈迦様がお悟りを開かれた日をみんなでお祝いします。
 ホールの仏様に代表園児がお花を捧げたり、おもちをお供えします。
 
 
 
21日/
木曜日
もちつき
 お米の蒸しあがる湯気が立ちこめる中で、ぺったん、ぺったんとお餅が出来上がっていく様子を見たり、もも組さん(2歳児)以上の園児は、つきたてのほかほかのお餅を丸めたりします。
 
 
 
日/
曜日

 
 
 
 
日/
曜日
 
 
 







園内開放について
 みみょう保育園では毎週金曜日、第二みみょう保育園、日出みみょう保育園では、毎週月曜日と水曜日に、地域にお住いの親子に園内を開放しています。保育室のたくさんのおもちゃや園庭の遊具などで園児と一緒に遊んだり、子育ての悩みなどを意見交換し合える楽しい場です。また、保健師さんを招いて病気の予防を学んだり、栄養士による食事の指導なども企画しています。
 地域にお住いの、お子さんをお持ちの方がいらっしゃいましたら、どうぞ声をかけてあげてください

みみょう文庫
 みみょう文庫の貸し出しがあります。
幼児クラスは、自分で絵本を選びます。乳児クラスは親子で絵本を選んでください。親子で絵本を広げ、お話の世界を共有するということで楽しく、会話も増えるきっかけとなることでしょう。また、子どもにとって大好きな大人が絵本を読んでくれることで、愛情を実感し、親子のつながりが深まります。また想像力が身につき、発想豊かな子どもに育ちます。
 機会をとらえ、親子で絵本を楽しんでいただけたらなによりです。