2017
12月

子どもの育ちを支える
 
秋らしくなってきたと思ったら、あっという間に北風が吹くようになり、寒さが一段と増してきました。
先日の参観、給食試食会には皆さんお出でいただき、大変賑やかに楽しいひと時になりましたことをお礼申し上げます。参観では、日頃お伝えきれない園でのお子さんの様子をお話しできたり、また保護者の皆さん同士、和気あいあいと会話を楽しまれ、親睦を深めていただいている様子が伺え、嬉しく思いました。これからもこのような機会を大切にしていきたいと思っています。
 子どもたちは、一年を終えようとしているこの時期、一段と成長を見せています。一歩また一歩と歩ける歩数が日に日に増えるこあら組さんや、意志がはっきりして、「○○するの!」と言葉で主張するようになってきたこじか組さんなど、その育ちの姿に驚かされる毎日です。とりわけ2歳児クラスのきりん組さんたちは自分のコップでのうがいや、上靴での生活が始まり、自分の身の周りの事を自分で行うという取り組みがさらに加わっています。一つひとつ保育者の援助のもと行っていますが、できる事が増えていくという事を楽しんでいる感じで、なぜかとっても嬉しそうなのです。そしてその顔は、ちょっぴり誇らしげでもあります。
 2歳から3歳になる子どもたちは、走ったり、かがんだり、姿勢を調整できるようになるなど、四肢の動きがずいぶん滑らかになります。それと同時に手先が器用になり、右手と左手の使い方が巧みになってくるので、道具の使い方も上手になります。生活の中で道具が増えるのもこのような発達が見られる年齢だからなのです。また素材をいろいろな物に「見立て」たり「つもり」になって遊ぶことも増え、一人がイメージを持って遊んでいると、「なにしよるん?」と近寄ったり、自分も同じ物を持ってきて同じ空間で遊びだしたりして、2.3人でイメージを共有して一緒に遊ぶことも増えてきました。外に出ると、おおかみごっこが始まり、ダンボール箱を出すと、繋げたり積んだりして電車になったり、焼き肉を焼く台?にして「やきにくやきにくたべほーだい♪」と歌いながらお友だちと食べる真似をしたりと、それはそれは見ていておもしろい事ばかりです。
このように見立てあそび、ごっこの世界を通して、コミュニケーションの力も育つ2.3歳児ですが、一方で自分の思いが相手に伝わらなかったり、思いのずれが生じた時にはトラブルになる事もしばしばあります。まだまだ自己中心性が強い時期でもあるので、お互いが「じぶんはこうしたかった」と譲れないことも多くあります。トラブルになるとお互いが悲しい思いをしたり、怒りが湧き出ますが、こんな時も園では子どもたちが成長するチャンスととらえて、丁寧に関わるようにしています。「○○ちゃんはそうしたかったんだね、○○ちゃんはどうしたかったの?」とお互いの思いをまず聞いて「じゃあこれからどうする?」と考えられるように語りかけたり、子ども同士が気持ちの整理がつくまで見守ったりと、調整役となって子どもと子どもの間をつなぐようにしています。急いで解決しようとしないで、子どもが自分で気持ちの整理をつけ、切り替えることができるまで待つ(時には抱きしめながら)ことが大切だと思っています。
 子どもたちは日々の中で体と心をしっかり働かせて、コミュニケーションも、あそびも「どうしたらうまくいくだろう」と考えています。しっかり見守り、時には言葉をなげかけ、気持ちが整理できるようにしていくのが園では保育者、家庭では両親と、大人の役目ではないでしょうか。回り道のようで、もどかしいと思われるかもしれませんが、そうした繰り返しで自ら考え、次へのステップに向かえる子どもになり、相手を尊重して行動できる社会性を身につけいくだろうと考えています。
今年もたくさんのご協力、ありがとうございました。暮れに向けて、お疲れも出る頃と思います、お身体に気をつけて良いお年をお迎えください。

           園長  




 

 





         
  



















  日付/曜日 行事内容 備考  
 
1日(金)
頭髪検査
 
 
 
2日(土)
生活発表会(幼児)
 
 
 
8日(金)
成道会 じょうどうえ
 
 
 
21日(木)
もちつき
 
 
 
25日(月)
避難訓練
誕生会
クリスマス会
 
 
 
 
 
  
 







成 道 会
インドのシッダルタ王子(後のお釈迦様)が長い修行の末、お悟りを開かれた日が12月8日です。この日は、成道会の式を行い、「良い子になりますように」とみ仏様に手を合わせます。健やかに、そして、『感謝と思いやり』の心をもち、『何事にもやる気のある子ども』に育ってくれることを念じています。




もちつき
昔は、どこの家でも年末に餅をつく杵の音がひびきわたっていました。今では、臼、杵、釜、蒸篭といった道具も家庭で少なくなっており、機械でついたり、店で買ってきたりしているようです。
もちは「望」に通じ、物事が満ち足りたことをあらわします。正月に餅を供えて家族みんなが満足に、希望がかなえられるようにと願うのが習わしでした。
 当園では、21日にきりん組さんが、第二みみょう保育園に行って4,5歳児のおじいちゃん、おばあちゃんにいろいろ教えていただきながら、一緒にお餅を丸めたり、つくところを見たりして、楽しく過ごします。